【DIY】ジャンボジョーにぴったりサイズの組み立て式暖炉裏テーブルを自作!

BBQと言ったら暖炉裏テーブル!

グリルを囲んでみんなでワイワイするあの雰囲気、最高ですよね!

せっかくジャンボジョーを買ったので暖炉裏テーブルを作ることにしました。

とっても良い出来に仕上がったので作り方を解説します。

ポイントは組み立て簡単なところ!

筆者のプロフィール
  • イベント、内装業界に携わり15年
  • 営業、提案、発注、現場と業界の裏側を一通り経験
  • 時間と場所とお金のゆとりをDIYに全力投球
  • 業界経験を活かした空間創り、物つくりを実践中

当ブログではDIYレシピやノウハウ、おすすめの工具などDIYに関することを発信しています。

本業も店舗内装、イベント空間創りと物つくりに精通した仕事をしているので、その経験を活かしながらDIYに奮闘中!

当記事を読んで分かる事
  • 必要な材料
  • 必要な道具
  • 作り方

暖炉裏テーブルは今回初めて作りましたが、作り方はとても単純なのでDIY初心者の方にもおすすめです!

自作すると愛着が湧くのでBBQも更に楽しくなりますね!

当記事を読む読者のメリット
  • ジャンボジョーにちょうど良いサイズが嬉しい
  • 独自の組み立て、固定方法で継ぎ目が必ずフラットになる
  • 火がつきにくい木材を選定をできる

それでは解説していきましょう!

目次

サイズは内寸600㎜×600㎜×高さ290㎜

ジャンボジョーにちょうど良いサイズの暖炉裏テーブル

今回はお気に入りのジャンボジョーに合わせたサイズにしました。

ジャンボジョーのサイズはこんな感じ。

直径は47㎝ですが蓋を置く取っ手部分を合わせると55㎝くらいになるので、暖炉裏テーブルの内寸は60㎝×60㎝がちょうど良いサイズでした。

高さは蓋なしで30㎝くらい。

テーブルの高さも30㎝より気持ち低めが良いでしょう。

今回作るテーブルの高さは29㎝です。

必要な材料

ナラ集成材、フラットバー、鬼目ナット、蝶ネジ
  • ナラ集成材W2100㎜×Ⅾ500㎜(t20㎜)×1枚
  • 折りたたみ脚H270×4
  • M5ワッシャー×8
  • M5蝶ネジ×16
  • M5鬼目ナット×16
  • フラットバー L100㎜×8

天板の厚みは20㎜もなくて良いかなと思いましたが、鬼目ナットを仕込んで組み立て式にしたかったのでこのサイズにしました。

お陰様でかなり頑丈なテーブルに。

しかし、デメリットとしてはちょっと重たい。

天板には火がつきにく広葉樹を選定

BBQグリルの近くで使うので木天板が燃えないかな?という心配が。

なので広葉樹を選んでいます。

針葉樹より広葉樹の方が火がつきにくいという特徴があります。

ナラは更に樽などにも良く使われる木材なので水にも強い!

代表的な広葉樹
  • ウォールナット
  • ケヤキ
  • タモ
  • カエデ

ホームセンターで広葉樹が手に入らない場合はマルトクショップがおすすめ!

【木材通販のマルトクショップ】こちらから

必要な道具

スライド丸ノコ
  • 丸ノコorスライド丸ノコ(のこぎりでも可)
  • インパクトドリル
  • 8㎜木工用キリ
  • 六角レンチ
  • 45度スコヤ

上手につくるポイントは「45度カットの精度」なのでスライド丸ノコがおすすめ。

私が使っているスライド丸ノコはハイコーキC6RSHD

のこぎりでも出来なくはないですが初心者には難しいです。

のこぎりでカットする場合は『ノコ用の治具』を使いましょう。

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もしくはホームセンターのカットサービスか、電動工具レンタルサービスを利用しましょう!

作り方

作り方はとてもシンプルです。

  1. 木材を半分にカット
  2. 墨出し
  3. 斜め45度カット
  4. 鬼目ナットを仕込む
  5. 角を切り落とす
  6. 塗装
  7. 脚の取り付け

ホームセンターによっては45度カットも加工してくれるかもしれません。

そうすれば1~3の工程はショートカットできますよ!

テーブルの組み合わせは3パターン

暖炉裏テーブルの組み合わせは大きく分けて3種類あります。

天板の組み合わせ

個人的には斜め45度カットの組み合わせがおすすめ。

理由はシンプルにカッコいいから!

ジョイント(継ぎ目)部分が揃っていた方がすっきり見えて良い感じ!

今回は45度カットの作り方を解説しています。

集成材を半分にカット

ナラ集成材2000㎜×500㎜を2枚にカットしていきます。

長手方向に刃を入れて同じサイズの板を2枚作ります。

刃の厚み分があるので2000㎜×245㎜くらいになります。

板の奥行がテーブルの奥行になるので好きなサイズにカットしてもらって大丈夫です!

私は長手方向のカットが苦手なのでホームセンターでカットしてもらいました!

45度スコヤで墨出し

同じサイズの板が2枚作れたら墨出しをします。

墨出しとは板に線を引き、加工したい形を書き写すこと

内寸600㎜のテーブルを斜め45度カットで作りたいので、墨出しはこんな感じです。

45度の線を引くときは『45度スコヤ』があると簡単!

正確な45度が一発で出せます!

45度スコヤ

一度に墨出しをすると刃の厚みを計算しなければなりません。
面倒なので①の墨出しをしたらカット→②の墨出しをしたらカットと順番に行きましょう!

45度カットで同じサイズの天板を4枚作る

材料を45度にカット

ここがポイントです!

しっかりと45度を出せないと、板を組み合わせたときにキレイな四角形になりません。
なので45度カットにはスライド丸ノコをおすすめします!
スライド丸ノコなら角度調整機能があり、45度のところで「カチッ」と止まってくれます。

私が使っているスライド丸ノコはハイコーキC6RSHD

可動域も広く、静穏タイプなのでご近所にも優しいのがおすすめ。

鬼目ナットを仕込む

天板連結用の金具を取り付けるために鬼目ナットを仕込みます。

取り付け方は

  1. 穴を開ける
  2. 鬼目ナットのネジ部分にボンドを塗る
  3. 六角レンチでねじ込む

鬼目ナットを使った天板の連結方法はこんな感じです!

取り付け位置は要注意!脚と干渉しないように。

今回は下の写真のように20㎜×50㎜と20㎜×30㎜の位置に仕込みました。

インパクトドライバーで8㎜用木工キリで穴をあけ、鬼目ナットを六角レンチでねじ込みます。

角を切り落とす

脚を取り付ける前に一旦組み立てて、テーブルの角がしっかりと合わさっているかを確認します。

天板を組み立てる

もし角が多少ズレていても角を切り落としてしまえば大丈夫。

角を切り落とすのはズレの是正と、角でケガをしないようにする意味合いもあります。

角を切り落とすメリット
  • 角がぴったり合わなくてもごまかせる
  • 角でケガをしないための完全対策
  • いつか角をぶつけて必ず角を割るので最初から落としておく

ひたすらペーパー掛け。そして塗装

塗装をする

好きな色に塗装をしましょう。

今回はナラ材のラスティックを使ったので、雰囲気をそのまま残すためにクリア塗料で塗装。

  • 着色しない場合でもクリア塗装はしましょう。コーティング効果で木を守ります。
  • 火の近くで使うので油性より水性がおすすめ。

塗装の手順は

  1. ペーパー掛け 中目と細目
  2. 木材を水で塗る
  3. 毛羽立ちをペーパー掛け
  4. 塗装 1回目
  5. 塗装 2回目

何といっても下地処理が重要。面倒な作業ですが仕上がりを良くしたいなら手抜きはできません!

かなり根気のいる作業です。電動工具で時短をしましょう。

私が使っているのは『マキタ18Vランダムオービットサンダー』

塗装の工程には欠かせません。

板の角部分もペーパー掛けをしておくと角が削れて安全です。

角をペーパー掛けする

折りたたみ脚を取り付ける

折りたたみ脚をビス止めしたら完成です。

折りたたみ脚はH270㎜を使用。

天板の中心に脚を取り付けます。

金物を取り付けるときは『丁番ドリル(センターガイド)』あるととても便利です。

ビス穴の中心に下穴が空けられるので金物がズレることがありません!

丁番ドリルで下穴をあける
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天板の組み立て方

金具は脚が取り付けてある方の天板に予め取り付けておきます。

  1. ネジを緩め金具をスライドし天板から飛び出させる
  2. 飛び出した金具の上に天板を乗せる
  3. 乗せた天板と金具をネジで固定
  4. 脚が取り付けてある方の金具もネジで固定

テーブルを下から見るとこんな感じです。

  • ネジで締め付けることにより天板の段差がなくなりフラットな状態に!
  • ネジは蝶ネジかノブネジがおすすめ。道具がいらないので固定が簡単!

収納方法

  1. 脚を折りたたむ
  2. 金具は天板からはみ出さないようにスライドさせネジで固定
  3. 脚を取り付けた天板とただの天板を面合わせで一組にする
  4. 脚が外側になるようにしてバンドで固定
  • 面合わせにすれば天板は傷つかない
  • 金具はスライドできるので邪魔にならない

組み立ても収納も簡単!注意点は木材の重さ!

木材をカットして脚を取り付けるだけなので、DIY初心者でも簡単に作れると思います。

ポイントは45度カット。ここさえできれば失敗はしないはず。

スライド丸ノコがあれば誰でも正確に45度カットできるので、本格的にDIYを始めたい人は買っておいて間違いありません

唯一今回失敗したなーと思ったのは、木材が重すぎたこと。

見た目は気に入っているのですが持ち運びに苦労しそう。

重量にも注意しながら材料選を選んだほうが良いですよ!

マルトクショップでは木材の重量も調べられるのでおすすめです!

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この記事を書いた人

ブログ運営者のふくさらです。

時間にも場所にもお金にも多少のゆとりができたので、趣味でDIYを開始。
趣味で始めたDIYにどっぷりはまり物置を作業場にリフォーム。

本業はディスプレイ・内装業界。
15年の業界経験を活かし、暮らしの中のちょっとしたものをDIYで作って楽しんでいます。
最近ではオーダーを頂くことも増えました!

この『ゆとりDIY』では【初心者でもそこそこのものを作れるるようになる】をコンセプトに、必要工具の紹介、DIYレシピやノウハウを発信しています。

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