丸棒に溝を掘りたい!でもこんな悩みありませんか?
- 丸棒を加工したいけどくるくる回ってうまく加工できない
- 押さえつけても結局動いて危ない
- 丸棒の固定方法を知りたい
DIYで丸棒を扱う機会は割と多いですよね。
ただ丸棒の加工ってけっこう難しいものです。
何といっても丸いからくるくる回って加工がやりづらい!
そこで今回は丸棒を固定するための治具の作り方を解説します。
この治具を使えばこんなことができますよ。
- 丸棒に穴を空ける
- 丸棒に溝を掘る
丸棒の加工ができるようになるだけでDIYの幅もかなり広がります!
作りも超簡単!ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに私のプロフィールはこんな感じです。
- イベント、内装業界に携わり15年
- 営業、提案、発注、現場と業界の裏側を一通り経験
- 時間と場所とお金のゆとりをDIYに全力投球
- 業界経験を活かした空間創り、物つくりを実践中
今回紹介する治具を使えば丸棒に溝を掘るの簡単です。
一番上の丸棒はちょっと失敗していますが、、でも簡単にできますよ!
用意する材料
用意する材料はたった一つです。
- 15㎜厚程度の板材(なんでもよい)
- スリムビス
15㎜厚はマストではありません。何㎜でも良いですが厚み部分にビスを打ち込むのである程度厚みがあったほうがベター。少なくとも12㎜以上はあったほうが良いです。今回は15㎜の板材を準備しました。
ビスは板材の厚みによって変わりますが、15㎜の板材でしたら35㎜のスリムビスで良いかと思います。
ビスの長さを決めるポイントは、ビスで固定したい対象+20㎜程度
例)15㎜の板材を止めたいなら15㎜+20㎜で35㎜となります。
用意する道具
- インパクトドライバー
- のこぎり
- 下穴用ドリル
※もしインパクトドライバーを持っていない場合は必ず購入してください!DIYでは必須道具です!
最初に何かったら良いか悩んだら、とりあえず最初は14.4Vのインパクトドライバーと買っておけば大丈夫です。
安価でパワーも十分!
14.4Vシリーズならハイコーキが比較的手ごろな価格帯で手に入ります。
最初から気合の入っている方は18V以上がおすすめ!
のこぎりはこちらのクラフトソーがおすすめ!何かと使います!
下穴ドリルはとりあえず使用頻度の高い3㎜があれば大丈夫!
【たった3工程】丸棒固定治具の作り方
- 丸棒と同じ直径サイズの角材を準備
- 丸棒の先端に角材をビス止め
- 角材を取り付けた丸棒がジャストサイズで入る木枠をつくる
今回使った丸棒は直径20㎜×L200㎜です。この丸棒を例に解説していきます。
丸棒と同じ直径サイズの角材を準備
今回は直径20㎜の丸棒を使ったので用意する角材は20㎜×20㎜の正方形になります。
直径30㎜の丸棒なら30㎜×30㎜の正方形を準備。
丸棒の直径より小さい角材はNG。
多少大きい分には修正できますが、小さいと意味がないので正確にカットしてください。
丸棒に角材をビス止め
カットした角材を丸棒の先端にビス止めします。
ビス止めするときは下穴を空けてからビス止めしましょう。
下穴を空けないと丸棒にヒビが入るか可能性があります。
ビス止めは真ん中1か所ではなく、2か所止め。1か所だけだと結局くるくる回ってしまうので要注意。
- ビス止めの前に必ず下穴を空けよう
- ビスは1か所ではなく2か所止める
丸棒+角材がジャストサイズで入る木枠を作る
丸棒+角材がすっぽり入る木枠を作ろう。
長さ200㎜の丸棒の先端に15㎜厚の正方形をビス止めしました。
- 丸棒の直径は20㎜
- 丸棒+角材の長さは・・丸棒長さ200㎜+角材厚み15㎜=215㎜
このサイズがすっぽり入る木枠を準備します。
つまり内寸W215㎜×D20㎜×H20㎜の木枠になります。
木枠のカット寸法はこちら
- 215㎜×20㎜×t15㎜ 2本
- 50㎜×20㎜×t15㎜ 2本
カットした木材をビス止めして木枠を作ります。
予め丸棒を入れた状態で木枠を組んでビス止めすると隙間なく木枠を作ることができます!
【完成】余った材料で簡単に作れる丸棒固定治具
角材を取り付けた丸棒を木枠に入れれば角材がストッパーとなって丸棒が動かなくなります。
これで溝堀り加工や、穴開け加工が簡単にできますね!
用意する材料はたった2つだけ。余った材料でも十分です!
- 15㎜厚程度の板材(なんでもよい)
- スリムビス
道具もDIYをやっていれば基本的なアイテムばかり。
- インパクトドライバー
- のこぎり
- 下穴用ドリル
※インパクトドライバーを持っていなかったら購入を!
DIYではインパクトドライバーは必須道具!最初は14.4Vの充電式でOK!
- 丸棒と同じサイズの角材を準備
- 丸棒の先端に角材をビス止め
- 角材を取り付けた丸棒がジャストサイズで入る木枠を作る
固定治具はシンプルな考え方なので作りもとってもシンプル!
トリマーを使う時は木枠がガイドの役割にもなりますので真っすぐに正確な溝が掘れますよ!
ぜひ試してみてください!
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